社会奉仕活動(アクティビティ)を職域や個人で行うだけではなく、ライオンズクラブという団体を組織し、チームワークを発揮して行うことによって、有意義な効果をあげることができるように組織された団体です。
スローガン
Liberty,Intelligence,Our Nation's Safety (自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)
We Serve (われわれは奉仕する)
「われわれは知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進する」
ライオンズクラブは、「ライオンズクラブ国際協会」という世界最大の社会奉仕団体に所属する単位クラブです。 全世界では約47,000クラブ、約140万人の規模をもっていますが、日本は約3,050クラブに約12万人の会員数です。また、それぞれの単一クラブは地域の名を頭に冠してその称号とし、単一クラブは多少の違いはありますが、30人から60人ぐらいの人員で構成されています。
豊かな知性と道徳心の持ち主で、地域社会で声望のある成年の男性および女性は、規定に従いライオンズクラブの会員になる資格があります。ライオンズクラブの会員になるには、当クラブ会員が推薦者(スポンサー)となって手続きを進めます。入会に当たっては入会金を納入します。また、会員はクラブの請求にしたがい年間会費を支払います。 この会費には、クラブの運営費、月2回行われる例会費および奉仕活動の事業資金である事業費を含んでいます。
社会奉仕活動は多岐にわたっていますが、その一例をあげると次のような活動があります。
*恵まれない子どもに愛の手を
*障害者支援
*交通安全運動
*献血運動
*青少年育成支援
*薬物乱用防止対策
*環境保全事業
これらのアクティビティのうちから、その所属するクラブの地域にもっとも必要と思われるものを重点的に取り上げています。
ライオンズクラブの運営には次の3つの機構があります。ライオンズクラブの事業は、
(1)委員会で立案したことを、(2)理事会に具申し、理事会で適当と認めた場合は、(3)例会に提案します。例会で決議された事業は執行機関としての理事会を通じて、それぞれの委員会において全会員の協力のもとに実行に移されます。これが、ライオンズクラブの運営の原則です。
クラブ例会は、一定の日時および場所で原則として毎月2回(隔週)開かれます。すべての会員には、クラブ運営に直接参加する権利と義務があります。例会に努めて出席し、友好を深め、楽しく話し合い、クラブ活動にも直接参加し、その中から(イ)自己を向上させ、(ロ)これを他人におよぼし、(ハ)よい社会奉仕を生みだすことが例会出席の本質であります。例会にどうしても出席できない場合は、代替出席(出席メークアップ)の規則があります。
例会出席はすべての会員がクラブ運営に参加するための基本的義務であると同時に、自己の向上のためでもあります。出席し、運営に参加し、所期の目的を完遂することが最も大事なことであります。
ライオンズクラブをより充実し、親睦を図るため、例会に趣向を凝らしているクラブがたくさんあります。納涼家族例会、旅行例会、クリスマス家族例会、忘年例会、新年家族例会、花見例会など。また、各クラブ内に同好会がおかれており、会員の親睦を図る上に大きな役割を果たしています。新入会員の参加は大歓迎です。